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年末にうれしいこと二つ (月, 02 1月 2023)
あけましておめでとうございます 〓〓年々、手抜きになる年末年始でございます〓〓無理すると身体に出る年頃である、ということを言い訳に、「ゆっくりボチボチできる範囲で」をモットーに(?)過ごしております。結果、何も片付いていませ〜ん〓 年末、うれしいことが二つ〓一つ目は、昔の生徒さんに偶然会えました! 小2から高1ぐらいまで来てたかな? 東京で就職し結婚して、帰省してお母さんと出かけるところで、数年ぶりに会って言ってくれたことが、「スペースわん」が生き方に大きく影響した、自分の..
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スペースわん通信

生徒さんたちの成長の様子や、

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「スイッチオン!」するには?       通信第第12号(通算第132号)

「スイッチオン!」で 見えてきたこと

11月15日に、

大阪狭山市男女共同参画推進センターきらっとぴあの講座

「スイッチオン!2013 〜女性が社会とつながるということ〜」で話す機会をいただきました。

昨年の秋、この「スイッチオン!」という講座に参加したことで、

ここ数年の「スイッチオフ」状態を「スイッチオン!」させていただいたのがきっかけです。

昨年私がどのように「スイッチオン!」できたのか、

具体的なお話をさせていただくつもりでお引き受けしたのですが、

その際、高校で教壇に立っていた私が、

辞めて今の仕事を始めたことについても話してほしいとの要望を受けました。

そこで、「スペースわん」を始めた頃のことを振り返ることとなりました。

そして、人生の転機とも言える「スイッチオン!」が、

私には3回あったのだということに思い至りました。

まず、1982年、高校で教壇に立つことになった時。

次に、1995年の転職。

そして、昨年の2012年。

そこで見えてきたのが3回の共通点です。

それは、

苦手なことや困りきったことでどうすればいいかわからずあれこれ悩み抜き、

モヤモヤ・グチャグチャ状態の末に、

予想もしていなかった次のステップに進んでいる、ということです

(まあ、転機ってそういうもんでしょうが)。 

「スイッチオン!」の チャンスは?

前号で、苦手なパソコンに向き合っている自分と、

苦手な勉強に向き合っている生徒さんとを重ねた内容を書きました。

振り返ってみれば、

教壇に立って大勢の生徒さんの前で話すことも、

教師を辞めてから、自分で講演会や講座をやったり、

あちこちに出かけ人と出会いつながったりするなんてことも、

パソコンも、

算数・数学も(「らくだメソッド」はまず算数から始め、高校数学まであります)、

今続けている筋トレも、

すべて「苦手なこと」でした。

でも、その時々の必要に迫られてやっていると、何とかできました。

それはもしかしたら、

まず自分でやってみたり、取りあえず動いてみたりして

「もがいた」からかもしれないと思うのです。

自分でやると、効率は悪いかもしれないし、

やってみて「あれれ? うまくいかない〜!」ということもいっぱいあります。

でも、できた時は「自分でできた!」という達成感がありますし、

何よりも、

自分でやってみる中で「うまくいかないこと」にぶつかった時が、

最大の学習になるということです。

つまり、困ってモヤモヤ・グチャグチャと「もがいて」いる時が、

学習においても一番力のつく時であり、

人生においては、

「スイッチオン!」できるチャンスとも言えるのではないでしょうか?

しっかりともがいてみる!

そこで、ふと気づいたことがあります。

私は、昨年「スイッチオフ」状態から「スイッチオン!」できたと書きましたが、

この「スイッチオフ」状態という表現は違うのではないかと。

3回の転機を振り返っても、

「スイッチオン!」の前は、しっかり「もがいて」いるし、

やれることはやっているわけです。

これは決して「オフ(=ゼロ)」ではない。

「スペースわん」では、よくプリントができない状態の生徒さんに、

「どうしてもできない時は、半分でも1問でもいいからやってごらん。

 全くやらなかったら『0』。

 『0』はいくつ足しても『0』だけど、

 『1』は足していけば増えていくよ」と言います。

もちろん、その1問もできない状態の時もあります。

でも、「やっぱりできないや」と放り出して「0」にしてしまうのではなく、

1問でもいいからやろうとしてもがいてみること自体が大事なのではないかと思います。

私の場合、

どの転機の時も、置かれた状況の中で、

やらなければならないことを何とかやろうとしていました。

それが、自分の思うような形ではなくても、失敗のくり返しであったとしても。

前号の「試行錯誤する力」とは、

「もがくことに耐える力」「しっかりもがく力」とも言えるかもしれません。 

タイミングを逃さない!

もがいた末に、「奇跡」的なことが起きることがある、そんな気がします。

そのタイミングを逃さないためには、

何らかの行動に出なければなりません。

これは、考えているだけでは逃してしまいます。

まずは、「やってみる」、そこから何かが動き始めます。

私の場合、昨年は、

まず「『スイッチオン!』の講座に参加してみる」でした。

すると、

私一人ではなかなかやらないことをやってみるチャンスをもらいます。

「今すぐ何をするか」「6ヶ月後・一年後どうなっているか」を

具体的に書いてみるワークをしたり、

ソーシャルネットワークの講座の講師の方から、

新しいパソコンに買い替える提案をいただいたり。

そのおかげで、私は、

Facebookやブログを始め、ホームページを自分で作るという、

今までなら考えられないことをすることになりました。

1982年は、その前年、

教育実習や採用試験に積極的ではなかった私が、

人の勧めに乗って教育実習に行ったことで心が少し動き、

採用試験も受けるなら勉強しないと、と勉強して受けたら、

なぜか以前読んだりしたことが何ヶ所か出て合格。

「奇跡」としか言いようのないことでした。

1995年は、その前年に、

本屋で出会ったセルフラーニング研究所(今の「らくだメソッド」)の

平井雷太氏の著書を読みまくり、実際に会いに行き、

翌年、退職して「スペースわん」を開塾しました。

3回とも、しっかりした先の見通しがあったわけではありません。

でも、ある種の「直感」で動き、人の提案にも乗ってみて、

取りあえず目の前のやれることをやってみたら、

自然に事態が動いていったという感じです。 

小さな積み重ねからスタート!

 そのためには、

それまでの日常の小さな積み重ねが関わっているように思います。

さきほどの「もがく力」ともつながるのですが、

「自分でもがきながらやってみたら、何とかできちゃった!」

という体験を小さなことでいいから積み重ねていると、

大きな転機にぶつかった時にも、

「まずやってみる・動いてみる」ことを恐れずにやれるように思うのです。

その練習として、できれば小さな時から、

プリントというシンプルな形でいいから、

もがきつつ「自分でやったらできた!」を積み重ねていってもらえたらと思います。