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2024年2月23日更新!

楽に学ぼう! 子どももおとなも!

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年末にうれしいこと二つ (月, 02 1月 2023)
あけましておめでとうございます 〓〓年々、手抜きになる年末年始でございます〓〓無理すると身体に出る年頃である、ということを言い訳に、「ゆっくりボチボチできる範囲で」をモットーに(?)過ごしております。結果、何も片付いていませ〜ん〓 年末、うれしいことが二つ〓一つ目は、昔の生徒さんに偶然会えました! 小2から高1ぐらいまで来てたかな? 東京で就職し結婚して、帰省してお母さんと出かけるところで、数年ぶりに会って言ってくれたことが、「スペースわん」が生き方に大きく影響した、自分の..
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スペースわん通信

生徒さんたちの成長の様子や、

日常生活での私の学びや気づきなどを書いています。


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「教わる」よりも大切なこと 通信第28号(通算148号)

「スペースわん」の通信生って?

  「スペースわん」には、通信教育の形で学んでいる生徒さんがいます。

過去には、遠く北海道や沖縄、新潟、高知、長野など。

今も、埼玉や東京の生徒さんがいます。

もちろん、近畿圏や大阪府内にもおられます。

郵便でプリントを送り、やったプリントと記録表を送ってもらい、

届いたら電話でお話するという形です。

「らくだメソッド」は、丸つけも間違い直しも記録表の記入も自分でしますから、

一般の通信教育のように、指導者が丸つけや添削をするわけではありません。

ただ、送られてきた、

丸つけ・間違い直し済みのプリントや記録表から浮かび上がるその子(人)の課題を読み取って、

その子(人)にとって必要な提案やアドバイスをする形です。 

教わらなくても、できるようになる!

小3からずっと通信教育で学び続けているAさんは、現在高2の年齢。

学校には、小学校から通っていません。

先日電話でお話しした際に確認すると、

高認(高等学校卒業程度認定試験)に合格したそうです(^ ^)v

Aさんは、授業で教わらずに、どうやって学力を身につけていったのでしょうか?

彼女は、「らくだメソッド」のプリントで算数・数学と国語を学んできたのですが、

他の教科については私はノータッチなので、

「らくだメソッド」、それも算数・数学に絞って見ていきますね。

小3の5月末、小1-1という「+1」ばか り50問のプリントから始め、時間もミスもクリア。

その後しばらくは、時間はオーバーするものの、ミスは3個以内で進みました。

通信生用の記録表を見ると、このころは、お母さんがコメントを書いておられ、

6月には、「淡々とやっています」、

7月には、

「一度、『もういや、やりたくない』と 言ったことがあって、

 『どっちでもいいよー』と言ったのですが、その次の日からは淡々とやってました」

と書かれています。

ほぼ毎日やれていて、

多くの生徒さんの前に立ちはだかる引き算筆算の「カベ」も

「順調に」ミスをいっぱい出してクリア!

九九になると、目安時間3分のプリントが最初は13分かかり、

クリアするのに日数がかかるようになりましたが、教わってないのだから、当然のこと。

逆に、教わってなくても、時間はかかるがやり続ければできるようになる、

ということを実感できるわけです。

中2の時には、こんな変化も。 

このプリントと記録表が送られてきた時、

思わず私は、「97分も休憩なしでやり続けたの?」と聞きました。

その時、きわめて冷静な感じで「はい」という答えが返ってきた記憶があります。

それにしてもすごい集中力!

このプリントは、めやす12分のプリントで、

この後、翌月の1日に12分台ミス0でクリアしていましたv(^ ^)v 

わからなかったらどうする?

では、わからない時はどうすればいいのでしょう?

小さいころは、お母さんに聞いたりしたこともあったようですが、

基本は、

「わからなかったら、答えを見てもいい。

 ただし、答えを見た問題は番号に○をつけて、ミスとして数える」

というやり方です。

こんなふうに。 

それが、その後、こうなります(^^)/ 

 答えを見て、「どうしてこうなるのだろう?」と考え、

ある時「そうか!」と理解し、今度は答えを見ずに自分でやってみる、

でも、やってみたら、またわからなくなったり、間違っていたり・・・。

そんなふうに、わからない問題だらけだろうが、ミスがどれだけ出ようが、

時間がどれだけかかろうが、「やり続ければでき るようになる!」を積み重ねてきました。 

真ん中の中2-42などは、一旦クリアしても納得いくまでやって、

めやす15分のところ9分ミス0になっていますね(^^)

「クリアする」ことが目的なのではなく、「わかればOK」でもなく、

「できる」ようになるまで、自分が納得いくまで、やる。

「教えてもらう」に重点を置くと、これがおろそかになりがちです。

「まず、自分でやる」、

そして「わからなかったら、解答を見て、どうしてそうなるのか考える」、

さらに「スラスラできるようになるまでやる」。

このやり方を身につければ、

高認であろうが、中学・高校・大学受験であろうが、 資格試験であろうが、

乗り切ることができるはず!

大事なのは、「自分で学ぶ力」です。

「教え過ぎ」は、この「自分で学ぶ力」を奪ってしまうのではないでしょうか。

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