新着ブログ

新しい情報はこちら!

2024年4月20日更新!

楽に学ぼう! 子どももおとなも!

http://blog.canpan.info/kikurinferin/

「教室の風景」は、

こちらから!

年末にうれしいこと二つ (月, 02 1月 2023)
あけましておめでとうございます 〓〓年々、手抜きになる年末年始でございます〓〓無理すると身体に出る年頃である、ということを言い訳に、「ゆっくりボチボチできる範囲で」をモットーに(?)過ごしております。結果、何も片付いていませ〜ん〓 年末、うれしいことが二つ〓一つ目は、昔の生徒さんに偶然会えました! 小2から高1ぐらいまで来てたかな? 東京で就職し結婚して、帰省してお母さんと出かけるところで、数年ぶりに会って言ってくれたことが、「スペースわん」が生き方に大きく影響した、自分の..
>> 続きを読む

スペースわん通信

生徒さんたちの成長の様子や、

日常生活での私の学びや気づきなどを書いています。


通信のテーマを知りたい場合や、

これ以前の通信を読みたい場合は、

こちら

まずはお問い合わせ下さい

TEL 0721-54-3301

 

学習についてのご相談や、

子育てに関する悩みや不安など、

お気軽にお電話下さい。

 

無料体験いつでもOK!

事前にお電話下さい。 

突然の休校に振り回されない!

「自分で学ぶ力」があれば

新型コロナウィルスの影響で、突如学校が休校になりました。

その知らせが飛び込んできた時、

まだ公立高校の受験を控えている生徒さんがいたので、

私は思わず「入試どうなるんっ?」と叫び、

「外出もできないほどの事態なのか?」

「なら、うちに来ることもだめなのか?」

といろんなことが頭をよぎりました。

ただ、落ち着いてから、

「もしそうであったとしても、『スペースわん』の生徒さんたちは大丈夫だ」

と思い直しました。

というのは、

もともと通信教育でやっている生徒さんもいるのだから、

塾を休みにしなければならなくなったとしても、

家でやるプリントを持って帰って、後は郵便でやりとりすれば、

何の問題もないからです。

世間では、

学習面を心配して、無料のネット授業などの話が出ていますが、

そもそも、学ぶのに授業が絶対必要なのでしょうか? 

もちろん、授業ならではのよさもありますが、

教科書や参考書さえあれば、

また、

辞書を引いたり辞典やネットで調べたりすることができれば、

誰かに教えてもらわなくてもできることも、けっこうあります。

ただ、

そういうふうに「自分で学ぶ」練習をさせてもらえていないことが問題です。

いくら無料のネット授業が配信されても、

それを活用する力がなければ、意味がありません。

こういう時こそ、

「自分で学ぶ力」が大事だと、つくづく思います。

そもそも、

誰かに教えて(説明して)もらわないと学べないものなのでしょうか?

説明しないと教えられない?

「新・スペースわん通信」第47号で引用させていただいた方のブログに、

「説明しなければ教えられないのだろうか」

というタイトルの文章がありました。

まさに、今の状況に関係すると思います。

 

らくだメソッドの学習は、三平方の定理にはいった。


中学相当の教材はあと数枚となってきた。



このらくだメソッドの教材は

幼児相当(数字を学ぶ)から体験しているけれど、


「説明する」ということがほぼなく、


プリントには問題しか書かれていない。


にもかかわらず、

ここまで足し算も、掛け算も、割り算も、

因数分解も、二次方程式も、平方根もできてしまう。



説明をしなくても、できるようになる。
 

つまり、

説明をしなくても教えられる教材なのである。



(中略)

らくだ教材で、


「わからなくてもできる」

というプロセスで
算数・数学を学習する体験をここまで歩んできて、



「説明する」ということに関しての捉え方も


僕自身の中で変化してきたように思う。



いま子どもと関わっていて、


「説明して教える」とか「解説して教える」とかいうのが


ものすごく厄介なものなのだと感じてしまうときがある。



それは、

説明とか解説をするということは、


自然と「立場」をうみだしてしまうからだ。



説明・解説する人=わかっている人、


説明を受ける人=わかっていない人、という風に。 

説明を受ける子どもは、

説明して教える人の存在によって、


自動的に「わかっていない人」という立場を取らざるをえなくなる。



そして、

「わからなければできない」というものだと思い込んでいる子どもにとっては、

「説明をされる」ということは、

とても苦痛を感じさせていることもあるように感じる。



説明を受けて、わからなければわからないほど、


「自分はできない」という実感が強まってしまう。



もちろん、

子どもがここが分からないから、

「説明してください、解説してください」と求めていれば、

問題はないことなのだと思うけれど、

それを求めていない子に対して「説明をする、分からせる」ということは、

順序が違うのだと感じるようになってきた。


らくだメソッドは、

この順番をものすごく繊細に守っているのだと思う。


不必要な言葉=説明を省き、言葉なしで伝えていく。


僕はずっと算数や数学は、言葉(説明や解説)を頼りに学んできたから、

わかって理解して、できるようになるものだとばかり思っていた。

けれど、この教材をやっていると、

算数とか数学って、

ここまで言葉がなくても(説明がなくても)、

できるようになって、理解できるものだったんだなと感じる。
   
    

指導者として、言葉に頼らず子どもと地道に向き合いながら試行錯誤したプロセスが、


このらくだのプリントには込められている。

 

(全文をお読みになりたい方は、こちらの2020年1月26日の記事をどうぞ 

 http://taroshio.hatenablog.com/ )

授業の有無に振り回されない!

「大人だから説明されなくてもできるのでは?」

と思われるかもしれませんが、

「スペースわん」では、

幼児さんや小学生でも、

まだ習っていない内容のプリントを、

説明なしにやっています(^^)V

もちろん、

間違ったり、いろいろと試行錯誤したりしながらですが、

それこそが大事だと思っています。

今回の事態で、

3月の「スペースわん」の利用の仕方について、

選択肢を出して選んでもらいました

(詳しくはブログやフェイスブックをお読みください)。

すると、

今まで通り通ってくる子、

通信教育に切り替える子、

家でやるプリントを持って帰るだけにする子と、

それぞれの事情に合わせてやり方を選択しました。

「3月はお休みする」という選択肢も出したのですが、

これを選んだ生徒さんは、

結果的に一人もいませんでした。

来る方がいいというわけではありません。

家で自分でやれればOK。

でも、

今回の急な決定で、

家庭も学校も、大人も子どもも、

振り回されています。

上からの指示にただ振り回されるだけというのは、

悔しい!

だからこそ、この機会を、

「授業のあるなしに関係なく学ぶ」

「今まで以上に、自分で学ぶ練習ができる」

「主体的に学ぶ」チャンスととらえてはいかがでしょうか?

それに、

親御さんにとっても、子どもにとっても、

学校以外の居場所があった方がいい。

来ることを選んだ生徒さんは、

プリント以外に、

学校の宿題をやったり、

自分で選んだ問題集をやったり、

本を読んだり、

思い思いに過ごしています。

「スペースわん」の生徒さんたちは、

授業のあるなしに振り回されずに、

学び続けているのです。