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年末にうれしいこと二つ (月, 02 1月 2023)
あけましておめでとうございます 〓〓年々、手抜きになる年末年始でございます〓〓無理すると身体に出る年頃である、ということを言い訳に、「ゆっくりボチボチできる範囲で」をモットーに(?)過ごしております。結果、何も片付いていませ〜ん〓 年末、うれしいことが二つ〓一つ目は、昔の生徒さんに偶然会えました! 小2から高1ぐらいまで来てたかな? 東京で就職し結婚して、帰省してお母さんと出かけるところで、数年ぶりに会って言ってくれたことが、「スペースわん」が生き方に大きく影響した、自分の..
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スペースわん通信

生徒さんたちの成長の様子や、

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「できない」から「できる」へのプロセス

26年前の記録表

「スペースわん」は、26年前の1995年7月に開塾しました。

四半世紀越えたと思うと、ちょっと感慨深いです(^o^)v

教室を始めるにあたり、

指導者は、「らくだ」のプリントを、生徒さんと同じようにやります。 

私の場合、1995年3月まで高校教員で、プリントをやる時間がなかなか取れず、

退職した翌月の4月から、横浜の教室の通信生となって、プリントを始めました。

その時の記録表がこれ👇

小1-1という「+1」ばかり50問、

目安3分のプリントから始めました。

小1-2も「+1」ばかりで、問題数が70問になるのですが、

いきなりミスしてますね(^^ゞ

「らくだ」のプリントは、

便宜上「小1-1」というふうに学年がついていますが、

この「学年」は、学校の学年とは別物です。

問題数が多いし、目安時間がかなりキツめなので、

実際の学年よりもかなり難しい。

中学生以上でも多くの生徒さんがつまずくのが、

小2の引き算筆算や、

小4の割り算筆算や分数約分、

小5の通分が必要な分数の足し算引き算、などです。

私も、小4の割り算でミス&時間オーバーに💦 

記録表を見ると、クリアしなかったプリントのところに印が。

小4-12(「÷2けた」の割り算)でミス4個になり(ミス3個以内でクリア)、

小4-13で、目安時間12分のところ15分以上かかっています。

その後も、

小4のプリントで「ミス43個」ということもあり

(記録表の連絡欄に「大笑いですわ」と書いてます(^o^)ゞ)、

クリアしないプリントに何度も出会い、

中学のプリントに苦戦し、

月の半分以上プリントをやっていない、という時もありつつ、

通信教育で数学を中3まで、国語を最後までやった後、

自分で数学の高校教材と英語をやっていました。

小1の前の、数字を書く練習のプリントも。

もう20年以上前の話です。

数学、苦手だったけど・・・

最近久々に、小4-14という「÷2けた」の割り算をやってみました! 

すると、目安12分のところ18分台で時間オーバー💦

次の小4-15も16分台で時間オーバー💦 

やっぱり、勘が鈍ってますね。

(8/21のブログにプリントの画像載せてます)

でも、4-14より4-15の方が難しいのに、

4-15の方が短い時間でできました。

長い間やってないことで勘が鈍ってはいるものの、

以前中3〜高校レベルまでやった経験があれば、

ちょっとやればその勘はすぐ戻る、

ということでしょうか。

私は、昔、数学は大の苦手で、高校では赤点を取ってました(^^ゞ 

そんな私も、大人になってから、

ミスがいっぱい出たり、時間オーバーだったり、

なかなかプリントができなかったり、

といった体験をして、

今は、

中学生や高校生が

「これ、わかりません」「なんでこうなるんですか?」

と聞いてくる数学の問題を、結構楽しんで解いています(^_^)v 

以前なら、

「無理!」と思ったり、

「できなかったらどうしよう」と不安だったりしそうな問題も、

「きっとできる!」と思えるのです。

それは、

小1からやって、

クリアしないプリントに出会い、

繰り返しやったり、

間違い直しをやったりしてクリアしてきたことによる

自信だと思います。

時間オーバーしていいんだよ

なぜ久々にこのプリントをやったかというと、

生徒さんたちに、

「時間オーバーでもいいんだよ」

「私も、いっぱいミスして時間オーバーして、力をつけてきたんだよ〜」と、

身をもって伝えたかったから。

言葉ではなかなか伝わらないことを、

実際にプリントをやって見せることで伝えたかったのです。

「時間オーバーしたらどうしよう」

「ミスいっぱいだったら恥ずかしい」と思ったら、

今さら小4のプリントなどできません。

でも、

「時間オーバーしていい」ということを伝えたいのだから、

気楽にやれ、狙い通り(!?)時間オーバーしました(^^; 

そして、

この20数年前の記録表を見せ、

私も昔、

時間もミスもオーバーし何度も繰り返したからこそできるようになったこと、

しばらくやらなかったら勘も鈍ることを伝えました。

ミスや時間オーバーを「ダメなこと」ととらえると、

クリアしないことが許せなかったり、

先に進めたいという気持ちの焦りがあったりして、

クリアしないプリントにきちんと向き合えなくなります。

着実に力をつけていくためには、

ミスがいっぱい出たり、時間オーバーしたりした時に、

必要以上に落ち込まず、

丁寧に間違い直しをしたり、

同じプリントを繰り返したり、

前に戻ったり、といったことが大事!

小1の足し算からきちんと積み上げていけば、

以前できなかったことができるようになる、

そして、

それを実感できれば、自信になる! 

そのためにも、まずは、

ミスいっぱい、時間オーバー、といった、「できない体験」をすること。

そうやって、

私が時間オーバーした小4-14のプリントを先日クリアした生徒さんの笑顔は、

とても素敵でした✨ 

自分の変化が数字ではっきりわかるので、達成感も大きいようです。

「できない」から「できる」へのプロセスが見えるわけですから。

時間が短くなっていくということは、処理能力がつくということ。

それは、算数以外のあらゆることにも、影響するのです。