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2024年4月20日更新!

楽に学ぼう! 子どももおとなも!

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年末にうれしいこと二つ (月, 02 1月 2023)
あけましておめでとうございます 〓〓年々、手抜きになる年末年始でございます〓〓無理すると身体に出る年頃である、ということを言い訳に、「ゆっくりボチボチできる範囲で」をモットーに(?)過ごしております。結果、何も片付いていませ〜ん〓 年末、うれしいことが二つ〓一つ目は、昔の生徒さんに偶然会えました! 小2から高1ぐらいまで来てたかな? 東京で就職し結婚して、帰省してお母さんと出かけるところで、数年ぶりに会って言ってくれたことが、「スペースわん」が生き方に大きく影響した、自分の..
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スペースわん通信

生徒さんたちの成長の様子や、

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処理能力がアップすると

計算が速くてびっくり!

前号で、

それまでなかなかやれなかった「らくだ」のプリントを突然毎日やるようになって、

どんどん力をつけていった(=「クォンタムリープ」が起きた)

大人の生徒さんの例をご紹介しました。  

今回は、前回少ししかご紹介できなかった、

4から学校に行かなくなった中学生の生徒さんについてご紹介します。

前号に書いた

定期テストを受けたら、数学は86点を取った」

ということを私が知ったのは、お母さんからのメールでした。

「本人の提案でちょっとした賭けにまんまと乗ってしまい、

期末の数学で高得点を取ってきて、パソコンを買ってあげる羽目になった」そうです。

そして、

「一緒に難関問題を解いていると、

  計算が早くてびっくりしました。

  スペースわんのおかげやって! 

  そのおかげで数学のテストも時間内に出来たとか。

  あっという間に中学の数学できるようになるなんてすごい!!」

「今、何点だったか確認したら、86やって。」

と書かれてありました。

この時は小6のプリントをやっていて、

「小6のプリント難しい?って聞いたら、 

  『お母さんに見せたるわ!』と持って来ました。

  『これ10分でやらなあかんねんで!』ってドヤ顔です。

 確かにこれは難しそうー! すごいなぁ!

 『これ、難しくて面倒くさいねん。だから最近、サボり気味やねんなー。』」

「サボり気味」と言いつつも、

1日おきになっていたりするぐらいで、

「ずっとやらないまま」にはなっていません。

そうやって続けてきて、今は、中1のプリントをやっています。

56がかなり時間的にもきつかったので、

1に入ったら「簡単や」と感じたそうで、

中断していた英語も再開しました。

時間を計って処理能力を上げる

その彼女も、

5で入会した時は、

お試しのプリントで小1の横式足し算を選び、

時間はほぼクリアだったのですが、

ミスが98問中28個。

足し算をかけ算と勘違いしたようなミスでした。

もう1枚別のプリントをやって時間もミスもオーバーだったので、

ミスが28個出たプリントの続きを宿題として持って帰りました。

そのうちの2枚を家でやり、

どちらも時間もミスの数もクリアしていたのですが、

この4枚をやったきり、

プリントはできないまま1ヶ月で休会。

2年半ほど後、中1の終わりにプリントを再開し、

1の横式たし算から始め、

ほぼ毎日プリントをやり続けてきました。 

やり始めてすぐの頃は

ひっ算はできる気がしない、と言ってたのに、

 できたわ! とすぐに言ってて、

 いつもそこですっぱり諦めていたから、

 おおー!やればできるやん!と

 嬉しくなりました。」

とありました。

いきなり「できる気がしない」筆算をするのではなく、

その前に横式の簡単なプリントから始めて、

時間を計ってスラスラできるようになってから筆算に入っているので、

思いのほかスッとできたのでしょう。

ちなみに、

「やればできる」という言葉は、

本人が実際にやって「できた!」と実感して初めて、

自信につながります。

なので私は、

周りがやらない子に対して言う

「あなたは『やればできる』子なのよ」と区別して、

「やったらできた!」という表現をします。

そこには、

本人が「やった」事実が確実にあるからです。

この「やったらできた!」を積み重ねることで、

自信や、

やれそうにないと思い込んでいることにチャレンジする力、

あきらめない姿勢などが身につくのだと思います。

「らくだ」のプリントは、

簡単なプリントから始めますが、

1枚の問題数が多いのが特徴です。

しかも、

目安時間が設定されていて時間を計ってやり、

「目安時間内でミス3個以下」が

「スラスラできているから次に進んでも大丈夫だよ」

という基準です。

「目安時間内にできるまで繰り返す」ことで、

結果的に、

「それまで難しそうと思っていたことが案外スラスラできた!」

「最初はすごく時間がかかっていたのが、

 どんどん速くできるようになっていった」

という体験を積み重ねていきます。

そして、

それが、数字ではっきり自分の変化として目に見える形で表れます。

こうして、

できるようになっていく実感とともに、

時間内に集中して正確に解く「処理能力」を身につけていくのです。

処理能力を上げて楽になる!

最初は、

簡単な足し算や引き算に案外時間がかかったり、

うっかりミスが多かったり、

といった現実を見たくないかもしれません。

しかし、

それを「ダメなこと」ととらえず、

「ここが力の付けどころだ」と思ってやり続けていくと、

いつのまにか、

今まで時間がかかりミスも多かったのが、

速く正確にできるようになっていきます。

つまり、「処理能力」が上がるわけです。

「速く正確に」がすべてだとは思いません。

が、

そのことで結果的にスラスラできて楽になるなら、

それに越したことはありません。

試験で

「時間が足りなくて、解ける問題に手をつけられなかった」

というのは悔しいですよね。

でも計算問題を速く正確に解くことができれば、

他の問題をじっくり考えることができます。

以前、

高等支援学校職業学科への入学を希望する生徒さんが入会されました。

ここは筆記試験があり、

計算問題や国語的な問題、時間や地図など、

日常生活に関わるさまざまな問題を、

40分で解かなければなりません。

この生徒さんは、

「らくだ」のプリントを足し算から毎日コツコツとやり、

どんなに時間がかかっても、

クリアするまで何度も何度も繰り返しました。

すると、

入会時は時間内にできなかった筆記試験の過去問が

時間内にできるようになり、

見事合格できました! 

合格後も来れる月には来てプリントを続け、

漢字検定にもチャレンジしています。

「処理能力」が上がって、

他のことも以前より楽にこなせるようになったのかもしれません。

簡単な所からの「やったらできた!」の積み重ねは、

一見地味ではありますが、

確実に「処理能力」をアップさせ、

結果的に「飛躍的進歩」につながったりします。

何より、

勉強に多大な時間がかかって苦痛を感じながらやるよりも、

少しでも楽にやれて、

他のやりたいことにももっと時間を使えたらいいと思うのです。