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2024年4月20日更新!

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年末にうれしいこと二つ (月, 02 1月 2023)
あけましておめでとうございます 〓〓年々、手抜きになる年末年始でございます〓〓無理すると身体に出る年頃である、ということを言い訳に、「ゆっくりボチボチできる範囲で」をモットーに(?)過ごしております。結果、何も片付いていませ〜ん〓 年末、うれしいことが二つ〓一つ目は、昔の生徒さんに偶然会えました! 小2から高1ぐらいまで来てたかな? 東京で就職し結婚して、帰省してお母さんと出かけるところで、数年ぶりに会って言ってくれたことが、「スペースわん」が生き方に大きく影響した、自分の..
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スペースわん通信

生徒さんたちの成長の様子や、

日常生活での私の学びや気づきなどを書いています。


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そのやり方で漢字を覚えられる?

そのやり方で覚えられる?

前号で、

健康も勉強も、

「見える化」して現実を見て「行動変容」することが大事だ

ということを書きました。

それと正反対だと思うのが、

学校で出される漢字の宿題のやり方です。

「漢字ドリルの短文をノートに写す」

「漢字の横に読みがなを書く」

「写した短文の下に、

 その行の下まで漢字だけ繰り返し書いてマスを埋める」

というやり方で、

どの市のどの小学校でも同じやり方なのですが、

長年ずっと

「これで漢字が覚えられるのだろうか?」

と疑問に思っています。

覚えられる子もいるとは思います。

でも、そうでない子もかなりいるはずです。

というのは、

人によっても、漢字によっても、

覚えるための練習の回数は違うはずだからです。

同じ漢字でも、

ある子はすでに書けるから1回書けばいいが、

ある子は10回以上書かないと覚えられない、

ということは当たり前にあります。

同じ子でも、

「この漢字は1回書いたら覚えられるけど、

 別の漢字は10回書いても覚えられない」

ということも当たり前にあります。

つまり、

人によっても、漢字によっても、

覚えるための練習回数は違うはずなのに、

練習回数が、

「ノートの残りのマス目の数で決まる」

ことのおかしさを感じるのです。

中学生を見ていると、

「提出物をきちんと出すかどうか」

が高校受験の内申に関わるため、

「提出のために漢字のワークをひたすら埋めている」

という印象を受けます。

おそらく、

私が小・中学生だった昔に比べて、

今の子どもたちの方がずっと、

整ったドリルやワークを使い、

指示されたやり方に従って、

たくさん漢字を書いている(宿題に関しては)と思います。

でも、

今の子どもたちの方が昔の子どもたちよりも

たくさん漢字を覚えているでしょうか?

 

目的は何?

私は、

今のこのやり方は、

漢字を覚えるのに最適なやり方ではないと思っています

それは、目的が、

「漢字を覚える」ことではなく、

「ノートを埋めて提出する」になってしまっているからです。

すでに書ける漢字を、

マスを埋めるために何度も書かなくてはいけない、

その分、

覚えられない漢字を書けるようになるまで練習するスペースがない。

書けなかった字が書けるようになる実感がないから、

やるのがイヤになる。

自分の変化を実感できない勉強は、

勉強ぎらいにつながります。

「この漢字は1〜2回書いたら覚えられた」

「この漢字は10回書いてもまだ覚えられないから、

 もうちょっと練習が必要」、

そういったことを自分自身で実感しつつやるのが、

勉強なのではないでしょうか。

マスを埋めたり提出したりすることが目的の宿題は、

「どうしたら自分は漢字を覚えることができるか」

と考え試行錯誤し工夫する機会を奪ってしまうように思います

目的は、

書けなかった漢字が書けるようになること、

そして、

自分に合った勉強の仕方をつかんでいくことだと思うのです。

変化が実感できる練習を!

「スペースわん」では、

まず算数のプリントからスタートしますが、

本人が希望すれば、

国語や英語のプリントも、

追加料金なしで学習できます。

通信第5960号で紹介した生徒さんの

ある日の国語のプリントがこれ👇

そして、プリントの下の欄で、

このように練習しています。

マス目がないので、

自分にとって必要な回数を、

納得いくまで何回でも好きなように書けるのです

そして、

その横にこう書かれていました!

算数でも国語でも英語でも、

ミスがたくさん出ると、

「よかったね! ミスは宝物だよ!」と私は言います。

それが伝わっているのはうれしい!

そして、翌日には、ミスが3個に減り、

と、ミスが減った喜びが書かれ、

しかも、

「ちゃんと意識してやった」とも書かれています。

これが大事ですね!

このプリントはヒント付きの30問のプリントで、

その次に、ヒントなし60問のプリントがあります。

このプリントで書けるようになればOK! 

そのヒントなし60問のプリントは、こうなりました!

7/9に30問中ミス16個だったのが、

4日後の7/13には、

ヒントなしで60問中ミス0でできるようになったのです!

ただ写すだけ、ただマス目を埋めるために繰り返すだけでは、

こういう自分の変化の実感は持てません。

間違えて悔しかったり、

「これ、なんて書くんだっけ?」と困ったり、

ヒントや答えを見て、

「ああ、こう書くんだった!」と思ったり、

心が動きながら練習する必要があるのではないでしょうか。