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年末にうれしいこと二つ (月, 02 1月 2023)
あけましておめでとうございます 〓〓年々、手抜きになる年末年始でございます〓〓無理すると身体に出る年頃である、ということを言い訳に、「ゆっくりボチボチできる範囲で」をモットーに(?)過ごしております。結果、何も片付いていませ〜ん〓 年末、うれしいことが二つ〓一つ目は、昔の生徒さんに偶然会えました! 小2から高1ぐらいまで来てたかな? 東京で就職し結婚して、帰省してお母さんと出かけるところで、数年ぶりに会って言ってくれたことが、「スペースわん」が生き方に大きく影響した、自分の..
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スペースわん通信

生徒さんたちの成長の様子や、

日常生活での私の学びや気づきなどを書いています。


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「失敗」は、今後の新しい挑戦への糧(かて)

「スペースわん」が有名に!?

3月、にわかに「スペースわん」が有名に!? 

いえいえ、有名になったのは、

「スペースワン」というロケットの会社です。 

和歌山県串本町から打ち上げるということで話題になったのですが、

残念ながら打ち上げは失敗。

しかし、その後の会見での社長の言葉に共感しました! 

それは、

「スペースワンとしては、失敗という言葉は使いません。

 なぜかと言うと、

 一つひとつの試みの中に新しいデータがあり、経験があり、

 それらがすべて、

 今後の新しい挑戦へ向けての糧だと考えております」

という言葉です。

「スペースわん」の「スペース」は、

「宇宙」という意味ではなく、

「場所」という意味で名づけました。

なので、

この会社ともロケットとも宇宙とも、縁もゆかりもありません。

しかし、

この社長の会見の言葉を聞いて、

「『スペースわん』の『ミスは宝物!』と一緒だ〜!」

と思いました。

似た名前どうし、

精神はどこか通ずるものがあるのかもしれません(^_^)

ミスの中にデータがある!

「ミスは宝物!」という言葉は、

「スペースわん」のホームページにも書いていますし、

「○」よりも「×」が大事、とか、

「うまくいかない」「困った」時こそ気づきがある、といったことは、

通信やブログなどにもたびたび書いてきました。

何より、

入会される前に、

このことを大事なこととしてお伝えしています。

過去の生徒さんのミスいっぱいのプリントがどう変わったかを

実際に見てもらうのですが、

大事なのは、

かかった時間が短くなったことやミスが減ったことだけでなく、

その大量のミスにどう向き合ったか、です。

自分で丸つけをし、間違い直しをすることで、

自分がどう間違ったか、

自分はどういう間違いをしやすいのか、

といったことがわかります。

つまり、

「一つひとつのミスの中に、データがある」わけです。

丸つけをし、間違い直しをしながら、

「あ〜、またここ間違えた!」とか、

「同じ間違い方してる!」とか、

「ここに気をつけたら間違わなくなった!」

といったことを実感します。

そんな経験を積み重ねていくことが、

難しいプリントへの挑戦に向けての糧となり、

自信にもなっていくのだと思います。

だから、

ミスがいっぱい出たり、時間がものすごくかかったりして、

なかなかクリアできなくても、

「クリアできない=失敗」ではもちろんありませんし、

受験においても、

不合格になったことが「失敗」だとは全く思いません。

受験に「失敗」などないと思っています。

「失敗」と表現したり「失敗」と思わせてしまったりする側こそが、

「失敗」しているのだと思います。

「ミスは宝物!」というのは、

「ミスは、新しい挑戦へ向けての糧となるデータや経験の宝庫だ」

ということです。

そして、

丸つけや間違い直しをしながら、

そのデータを分析する練習をしているのです。

失敗はレジリエンスを高める!

何をもって「失敗」と考えるかは人それぞれだと思いますが、

「失敗」と思ってめげてしまうか、

「失敗」とは思わず、それを次へ活かそうとするか、

によって、

生活の快適さが変わってくると思います。

最近「レジリエンス」という言葉をよく聞くようになりましたが、

この通信では、

2015年4月発行の通信第20号

「『レジリエンス』と『らくだ』」というタイトルで書いています。

その通信に、

「レジリエンス」とは、

「ヤナギのようにしなやかで決して折れない強さ」であり、

「失敗や挫折をしても、その経験を糧に回復して成長する回復力」

と書きました。

これは、

小さな「失敗」や「挫折」をし、それを成長の「糧」にする、

という体験を積み重ねることで得られる力だと思います。

「らくだ」のプリントで、

ミスが何十個も出て間違い直しを何十回もすると、

ある時、

その間違い方がぐんと減ったり、なくなったりします。

ミスが多ければ間違い直しも多くなり、

多ければ多いほど

「こうすると間違う」ということが印象づけられるわけですから。 

そして、

「どんな間違い方をしたの?」

「間違いに何か傾向はある?」と聞くと、

「こういう間違い方をした」と、

自分の間違い方の分析ができるようになります。

こういう経験を何度もしてきた子は、

ミスが何十個も出てもめげません。

「それは間違わなくなるために必要なことだった」と思えたら、

めげるどころかプラスでしかなく、

成長へとつながるわけですよね。

つまり、

「レジリエンス」が高まったと言えると思います。

そう考えると、

「失敗」や「挫折」や「ミス」は、

「レジリエンス」を高める「宝物」だとも言えますね。

「合格」よりも大切なこと

受験に際して私が一番配慮することは、

「もし第一志望に受からなくても、

 そのことを引きずらず、

 行くことになった学校で生き生き過ごせるよう、

『合格=成功、不合格=失敗』と思わせないこと」

です。 

合格はめでたいことだけれど、

合格がすべてだとは思いません。

合格だけを目標にすると、

チャレンジが怖くて「行きたい」学校を受けるのをあきらめ

「行ける」学校を受けたり、

不合格になった自分を許せなかったり、

合格したとたん燃え尽きたりしてしまうことがあります。

また、

合格のための受験テクニックを教えてもらうことに慣れてしまうと、

自分で考え、自分で計画・対策し、

うまくいかなかったら何がよくないのか振り返ってやり直してみる、

という試行錯誤ができません。

1年前に発行した通信第63号に、

転塾先に入塾を断られ、自分で勉強して、

志望高校、しかも、

その塾で「無理」と言われたコースよりも難しいコースに

合格した生徒さんを紹介しましたが、

先日、

別の元生徒さんが、

塾や予備校には行かず、自分で勉強して国立大学に合格した、

という話をお聞きしました。

第一志望ではなかったそうですが、

第一志望不合格にもめげず、

最後まで踏ん張って勝ち取った合格ですね🎉👏

「スペースわんで学んだ基礎の重要さや、

 自発的に勉強することがこの受験にもつながった」

とのLINEがその子から来ました。

自分で勉強する中で、

いっぱい試行錯誤しながら、

大事なことを身につけていったに違いありません。

「合格・不合格」に関わらず、

大事なことは、

受験に向けてのプロセスでの試行錯誤にあると思うのです。